コラム

2007年02月24日

なかなか的中しない予言

CNET
 地球温暖化で最初に影響を受けるのは、水かもしれない
と報じています
温度上昇で氷河や湖といった水源が枯渇するためです
人々が水争いをはじめるとは、先祖返りしたような気分です

 20世紀は石油をめぐって戦争が繰り返された
 21世紀は水をめぐって戦争が繰り返される
こんなことを識者たちが言い始めてからかなりになります
この指摘は卓見だと思うし、ある程度実現するでしょう
でも、まだ私達はその兆候さえ感じていません

特に水源の豊かな日本で暮らしていると、水資源の枯渇を恐れるきっかけがありません
かつての日本のように河川や海の汚染が問題となっている中国の人々の方が、はるかに水の大切さを知っているでしょう
中国では、廃水処理の不備、浄水場の不足が多くの市民を苦しめていると報道されています

一方で今、財政問題を抱える自治体が、上下水道を民営化しようと検討しています
かつて欧州やアジアにおいて、大きな弊害をもたらした構図
うまくいけば効果があるのは事実で、検討することはあながち間違いではないでしょう
しかし、水の枯渇という大きな流れとの間で、違和感がなくもありません
それは、局部的な擾乱にすぎないのか
それとも、前向きに資源の枯渇を食い止める方策となるのか

もちろん現在、国内の個々の地域を見れば、水は枯渇していないのです
しかし、何か違和感を感じませんか
上下水道は自治体や下水道事業団の仕事であって、国の仕事ではない
でも、そんなことは理由にはならないリスクであるように思います
posted by 浜町SCI at 18:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 備忘録