コラム

2008年02月27日

ソフトウェア産業がどんどん手間仕事になっていく

IT産業の変遷を強く印象付けるM&AについてCNetが報じている。
Sun Microsystemsによるオープンソースデータベース企業MySQLの約10億ドルの買収が完了した。
ソフトウェア企業はどんどん手間仕事になっていくようだ。
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posted by 浜町SCI at 17:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 産業

オプテックス・エフエー (6661) IDECと資本提携

産業用センサのファブレス・メーカ、オプテックス・エフエー(6661)がIDECと業務資本提携を発表

オプテックス・エフエー(6661)の株式レポート

以下、会社リリースの原文どおり:
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posted by 浜町SCI at 00:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | プレス・リリースから

2008年02月26日

介護事業でのスキャンダルを脱したグッドウィルの皮肉

グッドウィルが中間期業績を開示した
売上高は前年同期比2.5倍の3333億円、営業損益は13億円の赤字となった
通期業績予想は売上高5700億円、営業損益ゼロとされている
注目したいのは、同日開示された「平成20年6月期中間(第14期中間)連結・個別業績と前年同期実績値との差異に関するお知らせ」という差異分析だ
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posted by 浜町SCI at 20:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 産業

国の財政問題を放置し続ける政治の怠慢

「国の借金が2007年12月末現在で838兆50億円になった」とCNetが報じている
国民1人当たりの借金は約655.9万円にあたるという

長らく政治は景気対策、消費喚起といった名目で財政問題に真剣に向き合うのを避けてきた
そのような名目の裏には選挙対策という本音が透けて見えるのは筆者だけだろうか
最近は多くの議員が財政問題を口にするようになったが、ねじれ国会のもたらした政争のための詭弁に聞こえてしまう

日本は国の債務を返す必要がないという人がいる
国債保有者が日本国民自身だからというのがその主な理由だ
確かに日本国債では国境を越えた急激な資金還流は起こりにくいという面はある
しかし、日本経済の現在の得意な環境を考慮することも同じように必要だろう
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posted by 浜町SCI at 19:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気になる投資環境

2008年02月22日

API開示はマイクロソフトの事業モデルの転換を示すか

Microsoftが、競合製品との相互運用性を促進するため、同社のサーバ製品やWindows VistaなどのAPIを開示する。
ITmediaが報じている
2007年9月に欧州第一審裁判所(CFI)から独禁法訴訟の裁定を受けるなどしたことが直接のきっかけだ
この裁定では、
・サーバ製品のインタフェース情報の公開の命令
・WindowsとWindows Media Playerのカップリング販売の違法
が言い渡されている
マイクロソフト自身がコメントしているとおり、これは大きな転換点だろう
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posted by 浜町SCI at 12:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 産業

2008年02月21日

すさまじいまでの社会コストの発生

ITmediaによれば
エディオンが販売したHD DVD機をBlu-ray機に交換する
という
デオデオ、エイデン、ミドリ電化、石丸電機、100満ボルトの各店舗で販売したHD DVD機に対する対応だという
スタンダード争いの終焉は、エンドユーザや販売店を巻き込んだ幕引きを求められているようだ

AV機器としての機能に何ら問題があるわけでもないのに、スタンダードから外れたから無償交換するとは、なんとも惨いコストではないか
記事では販売店、メーカのいずれがコスト負担するのかは触れられていない
特に言及がないなら、少なくとも大半は販売店が持つと推測するのが自然だろう
誰がコスト負担をするにせよ、供給者側でコストが負担される限り、後々そのコストは薄く消費者に転嫁される
技術や製品での競争がそれら向上の原動力となるとは言え、なんとも悲しいコスト発生だ

posted by 浜町SCI at 22:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 産業

2008年02月20日

携帯電話とPCの間に追い込まれるモバイルPC

5万円切るモバイル端末「Eee PC」が注目を浴びているとWebBCNランキングが報じている
1月25日発売のASUSのモバイルインターネットデバイス「Eee PC 4G-X(Eee PC)」がそれだ

言うまでもなくデスクトップPCは完全にコモディティだ
デルがジェネリックな部品を組み立てて高いシェアをとっているのがその証左だろう
携帯電話はまだコモディティではない
しかし、本体価格が月額使用料から切り離して表示されるようになり、機能もオーバースペック気味になった今、コモディティ化が進んでいる
モバイルPCは、各社の小型化努力に支えられてコモディティ化を逃れてきたが、流れは変わりつつあるらしい

口火を切ったのは、工人舎だった
10万円を切るモバイルPCを発売し、ユーザの共感を得た
そもそもモバイルPCをブラウザ、メーラ、ワープロ以外に使う人はそうは多くないだろう
携帯する目的は簡単な文書作成と通信
つまりは、無線LANとブラウザが動けば用が足りることが多い
そこへASUAが5万円切るモバイルPCを出した
ソリッドステイトHDは省電力だ
受け入れられないわけがない

ディスプレイがついて5万円という価格はデスクトップよりも安い
これがモバイルPCの世界にもコモディティ化の波を起こし、モバイルPCメーカに重大な決断を迫ることだろう
posted by 浜町SCI at 15:58 | Comment(0) | TrackBack(1) | 気になるハイテク用語

2008年02月16日

HD-DVD撤退からの教訓

東芝がHD-DVDからの撤退の最終調整に入ったとITmediaが報道している
1月には映画大手ワーナー・ブラザーズがブルーレイ・ディスク(BD)規格への一本化を発表した
今月15日には小売大手ウォルマートがHD-DVD販売から撤退すると発表した
BD優勢の情勢を受け、東芝は早々と撤退をすることを決めつつあるようだ

この話の中に、日本の電機産業が改めて肝に銘じる教訓がいくつかある
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posted by 浜町SCI at 23:11 | Comment(0) | TrackBack(1) | 産業

2008年02月15日

国の産業振興政策の貧しさ

日本が高度経済成長を遂げることができた一因は、通商産業省が強いリーダーシップをとって国策産業を育てたことだろう
そのような時期が過ぎ去った今、国の産業振興策には疑問符がつくものばかりになった

CNET
経済産業省はこのほど、優れたIT経営を実現している中小企業を対象に、経済産業大臣が表彰する「中小企業IT経営力大賞」を創設し、受賞企業を発表した。
と紹介している
優れた中小企業を表彰することが悪だとは言わないが、このような賞を設けたから、どのような社会的効果があるのだろう。
受賞された各社は優れた企業なのだと思う
しかし、これら企業はまさか受賞のためにIT経営をしたわけではないだろう
ならば、このような賞は何のインセンティブにもならないように思う

想像するに、
・政治が人気取りのために無責任に官僚に命じ
・官僚は何か出さなければいけないから無理やりアイデアを出し
・政治はやったふりをするために立法し
・官僚は予算を消化するために運営する
というふうに邪推してしまう
むろん、邪推だが・・・

表彰だとか、そんな効果の乏しいことに国民の税金を使うべきではないと主張したい
そんなことにお金を使うなら、厳格な予決算管理のもと産業振興のために日本国のソブリンファンドを作るほうがはるかにましではないか

日本経済が世界の主役を退いて久しい
再び大きな舞台に戻るために、もういちどメリハリのある「国策」を復活させる時期が来ているのではないか
posted by 浜町SCI at 14:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 産業

買収防衛が見苦しく見えてしまうのは万国共通

ヤフーが積極的に動いているのかどうかはわからない
昨日の日本経済新聞では、ヤフーは「憶測にはコメントしない」と言ったと報道されている

CNETによれば「ニューズ・コーポレーションが、傘下のインターネット部門を米ヤフーに譲渡してヤフー株式を取得する方向で交渉している」という
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posted by 浜町SCI at 11:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 産業

2008年02月14日

だらだらと新銀行東京を生かすべきではない

20日からの東京都議会に、都知事が新銀行東京への支援策を提案する意向だという
新銀行東京は都に300-500億円の追加出資を要請することを検討中だと日本経済新聞が報じた

新銀行東京は現都知事の強いリーダーシップで設立された
金融危機だった当時は、銀行の融資姿勢に対して、中小企業から不満が高まっていた時期だった
当時の都知事は、
 民間銀行はふがいない
 自分がやればうまくいく
というような甘い見方で金融業に安易に参入してしまった

当時も金融界からは極めて懐疑的な見方がほとんどだった
素人のたわごととして、積極的に関与しようという人も少なかった
この懸念は、まさに実現してしまった

新銀行東京の赤字はどこに消えたのだろう
新銀行東京に限らず、銀行の赤字のほとんどは資産価格の下落によるところが大きい
融資中心の銀行であれば、貸金の焦げ付きということになる
銀行は貸さなかったのではない
貸せる会社が少なかったのである
貸せない会社に貸せば、焦げ付くのも自然なことだ

つまりは、都は、信用供与できないような信用力の会社に融資を続けてきたわけだ
そのような会社のどれほどが、この競争の厳しい経済において、行き続けていくべき会社だったろう
つまりは、多くの再編されるべき弱い会社に補助金をばら撒いたに等しいわけだ
このような規模で焦げ付きを出せば、民間銀行の経営者であれば厳しい責任追及にあうだろう
もしかすれば、特別背任に値するかもしれない

都知事と都は真摯に反省すべきである
同時に、素人経営の元で新銀行東京をだらだらと生かすべきではない
早期にExit策を模索し、都民の負担の増大を避けるべきではないか
posted by 浜町SCI at 23:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 産業

2008年02月13日

バフェット氏のモノライン支援<続報>

前日速報したニュースにつき、読売新聞が報じている

12日にモノライン3社に支援を申し入れたことを表明
バークシャーハザウェイから、MBIA、アムバック・ファイナンシャル・グループ、ファイナンシャル・ギャランティー・インシュランス(FGIC)の大手3社が保証する地方債のうち最大8000億ドル(約85兆6000億円)を再保証するという

対象の地方債はモノラインからの保証を付けているが、モノライン自信の信用不安から、債券の信用リスクが高まり価格下落していた
あるいは、買い手がいない状況だった
信用力の高いバークシャーハザウェイから再保証することで、地方債の信用補完がなされる
・きちんと保証のキャップを設けている
・再保証の対象が地方債という公共的意味合いのある債券である
ところが、バフェット氏らしいところだ

事実、今回の提案では、各社の格下げの原因である証券化商品の再保証は含まれていない
今後は、モノライン3社が提案を受け入れるか(報道ではアムバックが提案を断わったらしい)、ニューヨーク州主導・大手銀行らの資本増強策が実るかなどが注目される
posted by 浜町SCI at 14:57 | Comment(0) | TrackBack(1) | Buffett Watch

2008年02月12日

民生エレクトロニクス分野のメガ製品を持つ悩み

モトローラがあえいでいる
携帯電話の世界大手モトローラが携帯電話事業を分離するか否かでゆれているとCNETが紹介している
数週間前には「モバイルデバイス事業部の分離」の可能性を示しながら、今度は「(モバイル端末事業に)全力を投じている」と語ったと言う
本音と建前が交錯する様子が伺える

民生エレクトロニクス分野のメガ製品カテゴリーに事業ポートフォリオを持つ会社が、そのカテゴリーから撤退する時の典型的な悩みと言えよう
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posted by 浜町SCI at 19:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 産業

2008年02月11日

ヤフーが買収された後の世界へ

連日、マイクロソフトによるヤフーへの買収提案、グーグルによる抵抗がメディアを賑わしている
(最近の記事ではCNETを参照)
実れば確かに10年に一度の大きな出来事となろう
9日には米国メディアが、
 ヤフーが買収提案を拒否する見通し
と報じた
1株31ドルの買収価格が不当に低いと言うのが理由だ
しかし、この提案価格は市場価格の6割増しである
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posted by 浜町SCI at 16:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 産業

2008年02月05日

大株主が発行体から借入をして株を買う

昨日の適時開示で目をひくものがあった
テンポバスターズが代表取締役に2億円(金利1.9%)の社内融資を行うという
代表取締役が個人の株の信用取引で損失を出した穴埋め資金らしい
なんとも情けない話だが、ガバナンス上も大きな問題を含んでいる

会社が投資家に金をつけて自社の株を買わせるのは、自己株買いと同じ効果がある
今回の事例もよく似た性質のものだろう
期限は平成20年5月末と短期で、不動産担保で保全しているから、会社としては、つなぎ融資という考えなのだろう
回収は不動産からだから、自己株ではないという解釈だ
その論点には一面の論理がある

ただ、資金使途も保全も価値変動のある資産クラス
危うさのある話であり、とても情けない話だ
他に貸主がいなかったのかと、首を傾げたくなる
posted by 浜町SCI at 12:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気になる投資環境

2008年02月02日

BS7でウォーレン・バフェットのドキュメンタリー

「ゲイツとバフェット・後輩と語る」
 2/8(金)21:10-22:00 NHK BS7にて放映予定
posted by 浜町SCI at 08:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | Buffett Watch