コラム

2008年08月13日

風力発電の課題

コスト増
原材料費の高騰や風力発電の需要増大により、風力発電設備、特に風車の価格が高騰しているという。

2007年6月の改正建設基準法の影響
改正建設基準法により、風力発電設備に対しても厳格な耐震基準が課されることとなった。

系統連系
風力発電の出力は気象条件により変動する。
この出力を直接、電力系統に接続すると、交流周波数が変動してしまう。
日本では電力会社ごとに周波数調整を行っており、その許容範囲しか電力を受け入れられない。
また、電力会社間の連系線には安定した電力を流す必要があり、電力会社を超えて風力発電の出力を送電することができない。


蓄電を用いた風力発電

出力を直流に変換し蓄電し、その後、出力を安定的な出力を交流に変換、系統へ送電するもの。
・長周期対応型:
 1日単位の電力を蓄電し、より安定な出力を得るものだが、蓄電池のコストが大きい。
 蓄電素子には、NAS電池、Liイオン電池が用いられ、NASは日本ガイシや東京電力が実績を積んでいる。
・短周期対応型:
 数分〜数十分の電力を蓄電し、短時間の変動を解消するもの。
 蓄電素子は、電気二重層キャパシタと2次電池(鉛蓄電池やNiH)の組み合わせなどで、実証試験が行われている。
posted by 浜町SCI at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気になるハイテク用語
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