コラム

2008年11月05日

そして取り残される日本

オバマ氏が大統領選挙を圧勝した。
事前の予想や、人種にかかわる波乱要因など問題としないような大勝だった。
米国民は、8年間のブッシュ政権によほど嫌気が差していたのだろう。
新政権の向かう方向はともかく、米国は再び変化するスタートラインについた。
大統領は、上下院での民主党与党に支えられ、メリハリのある政策を実行できる環境にある。

日本はどうか。
世の中の人たちが皆、早期解散を予想する中で、民主党が重要法案の成立に加勢したところまではよかった。
思いのほか熾烈だった金融危機を口実に、麻生内閣は当分、居座りを続ける様子だ。
この内閣に、日本の経済停滞に立ち向かう力はあるのか。
麻生内閣が居座りを決め込めば、再び国会は空転を始めるだろう。
今後、大きな財政出動や、社会における富の再配分につながるような政策について、民主党は徹底抗戦に転じる可能性が高い。

歴史的な節目になるかも知れない15日のG20でも、どれだけの発言力を発揮できるのか。
相対的には傷が浅いと言われる日本にとって、今回の世界経済の変節は絶好のチャンスでもあった。
自民党政府は、そのチャンスをみすみす逃そうとしているのではないか。
posted by 浜町SCI at 20:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 政治
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