コラム

2008年04月28日

第三者割当増資の論点

最近、既存株主の権利を害するような第三者割当増資が散見され、問題視されている。
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以下、その論点の整理。

問題点

・1株あたり利益が希薄化し株価が下落する危険性
・企業の支配権が移転してしまう可能性

違法性の争点

・有利発行: 株主総会の特別決議を経ずに株式を市場価格より特に有利な価格で
       第三者に割り当てる。
 (例)サンテレホン(2006年、東京地裁)、オープンループ(2006年、札幌地裁)

・不公正発行: 発行の主要目的が資金調達ではなく、企業の支配権の維持や移動である。
 (例)ニッポン放送(2005年、東京高裁)、日本精密(2007年、さいたま地裁)

法規制の強化のみでなく、証券取引所の自主ルールで規制する可能性もある。
ニューヨーク証券取引所では20%超の株式発行に株主総会決議を義務付けている。


(参考)2008年4月28日、日本経済新聞
posted by 浜町SCI at 19:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 備忘録
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