コラム

2008年05月29日

OS市場は成長を維持できるか

CNetによれば、「2007年国内OS市場規模は前年比0.1%減の1995億円」だったという。
企業向けVistaの出荷が伸び悩んだのが主因。
IDC Japan調べ。

「2007〜2012年の国内オペレーティングシステム市場のCAGRは3.0%で成長し、2012年には2305億円に達すると予測」されている。
この点につき、筆者はダウンサイドのリスクを見ている。

最近のLinuxディストリビューションの進歩はすばらしい。
数年前まではサーバ用のOSと考えられていたが、最近のディストリビューションはクライアント向けとしてもすばらしい。
筆者は以前はサーバ用にRedhat系を使っていたが、サーバはアウトソースを済ませ、今ではクライアント・マシンにUbuntuを用いている。
このディストリビューションの立ち上がりの早さは驚く。

使い道が広がったのはSunのOpenOfficeによるところも大きい。
この無料で利用できるオフィスソフトの出来はすばらしい。
さすがはオープンソース、さすがはSun。
性能もすごいし、Microsoft Officeとの互換性もすごい。
以前のLinux系オフィスソフトもすばらしかったが、OpenOfficeの出現で、不安はすべて払拭されたと言ってもいいほどだ。
多くのユーザはWindowsの呪縛から解かれていくだろう。

Saasの進展もあり、ブラウザ、メール、オフィスソフトが完備されたLinuxの使い道は格段に広がった。
これにより、金額ベースでのOS市場は大きく影響を受ける。
筆者はOS市場の成長には大きなダウンサイドリスクがあると考えている。
posted by 浜町SCI at 23:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 産業
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